留守中に空き巣に入られると、怒りや悲しみとともに「また被害に遭うのではないか」と恐怖も感じるようだ。このほど英スコットランドに住む女性が、仕事に出た後に空き巣に入られ、亡き父親の遺灰が入った大切な指輪を含め、車や貴重品をごっそり盗まれる被害に遭い、怒りと悲しみを英メディア『Daily Record』などに訴えた。
スコットランド中西部インバークライドのグリーノックに暮らすロージー・ギャラガーさん(47歳)は、スクールバスの運転手をしている。1月24日の午後2時過ぎ、いつものように子供たちを学校へ迎えに行くために自宅アパートを出た。その後、何者かがロージーさんの住む3階アパートに侵入、クローゼットやベッドなどを破壊し、ユーロ紙幣を含む現金、iPad、電話、サムソンのタブレット、数千ポンドの価値の宝石をごっそりと盗み出した。
犯人はそれだけではなく、2016年5月に他界したロージーさんの父ジムさんの遺灰が入ったハート型の大切な指輪までも盗んでいった。さらに部屋にあったBMW X3のスポーツカーのスペアキーを盗み、あろうことかロージーさんの職場まで行き、スクールバスに乗り換えるために車庫に停めてあったBMWを盗んで逃走したのである。車内にはロージーさんのバッグも置いてあったという。なおこの時、ガレージには誰もいなかったとされている。
警察によると、車が最後に目撃されたのは午後3時20分頃だったそうだ。数人のバス運転手がそのBMW X3を目撃しているが、車の整備員が運転しているのかと思っていたという。「空き巣に入られたようだ」という電話を隣人から受けたロージーさんはその後、複数とされる窃盗犯に怒りを露わにし、