海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】アムステルダムで運河がスケートリンクに 厳しい寒波が続くヨーロッパ

シベリア寒気団による厳しい寒波が到来し、様々な形で支障に見舞われている現在のヨーロッパ。温暖なことで知られる仏南部のニースですら雪が降る異常さである。ブリザードと呼ばれる猛吹雪のため各地で道路、鉄道、航空便は大混乱を来し、進まない除雪作業で大変な数の車両が立ち往生。オランダのアムステルダムでは珍しくも運河が凍結したもようだ。

このたびの寒波についてイギリスが「Beast from the East(東からの野獣)」、スウェーデンが「雪の大砲(Snow Cannon)」と名付けた一方、「シベリアのクマ(Siberian bear)」と名付けていたオランダ。その首都であるアムステルダムではスキポール空港が影響を受け、KLM航空による多数のフライトに遅延やキャンセルが発生した。また運河に厚い氷が張ったことから市民はスケート靴を手にここに繰り出し、気持ちよく滑りを楽しんでいるとのこと。その様子を英メディア『Metro』が伝えた。

そんな一人、Noldus Reijndersさんは休憩のためボートに腰かけたところでメディアの取材を受け、「これはいいね。目的地に早く着くことができるし、運河からのいつもとは異なる視点は、また違う角度から世の中を眺めている気分だよ」とあくまでも楽しそうだ。だが両脇に船が停泊している部分もあれば、いくつかの穴や氷が薄い部分、まだ凍っていない部分もある。Reijndersさんは「万が一の時にはこれを使うよ」と言って、首に吊るした赤いアイスピックを見せたという。

こうした厳しい寒波の到来において、

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