「神様が本当にいるなら、あなたたちをきっと守ってくれるはず」―そう言って、母親はアクセルを踏み込み車を電柱へ衝突させた。このほど米ジョージア州で「子供たちに神の存在を証明したかった」という理由で、故意に衝突事故を起こした2児の母親が逮捕された。『WSB-TV』『New York Post』『CBS Miami』など複数の米メディアが伝えている。
3月21日の朝、ジョージア州グイネット郡ノークロスで、5歳と7歳の我が子を乗せてSUVを運転していたバカーリ・ウォーレン(25歳)は、Peachtree Industrial Boulevard(ピーチツリー・インダストリアル・ブールバード)の上り車線を走行中、下り車線をまたいでコンクリートの電柱めがけてアクセルを踏み込んだ。
バカーリは、後部座席にいた2人の子にシートベルトを装着するように命じ、故意に車を衝突させた。その映像は交通監視カメラにもはっきりと捉えられていた。ノークロス警察が事故現場に駆けつけ「何があったのか」と尋ねると、バカーリは「私のFacebookをチェックして。そうしたら何が起こったのかわかるから」と告げたという。しかしFacebookには事故をほのめかすことなど何も投稿されておらず、再び尋ねた警官にバカーリは「神が子供らを守ってくれるということを証明するためにやった」と供述した。
幸いにも怪我がなかった2人の子供から事情を聞いた警官に子供たちはしっかりと対応し、