イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】米スノボ“金獲得”のショーン・ホワイト 会見で過去のセクハラ訴訟に関する質問も

記者会見の席でセクハラ問題を“ゴシップ”という言葉で片付けてしまったことについて「言葉の選択が迂闊だったことは本当に申し訳なかったと思っています」と謝罪したうえで、若い頃の自分とは違うことと「これまでのすべての経験が糧となり、今は改心した自分を誇りに思っている」と改めて語っている。

ショーンは2016年、自身のロックバンド「Bad Things」のメンバーでドラマーのリナ・ザワイデさん(Lena Zawaideh)より訴訟を起こされていた。

当時のショーンはリナさんにわいせつ画像を送りつけたり、卑猥な動画を見るように強要。また提出された証拠書類には、リナさんに対し露出度の高い衣服や下着の着用を強いたり、髪を短く切るよう指示するやりとりが記されたスクリーンショットがあったという。バンドの運営資金を援助する立場にあったショーンによる一連のセクハラ&パワハラ行為はおよそ7年間に及んだというが、2017年5月に和解している。

なおこの日、金メダルを獲得し歓喜したショーンがアメリカの国旗を引きずったり、うっかり踏みつけてしまう場面が放映され、ツイッターが炎上。米国民による怒りのコメントが殺到した。

「喜びでいっぱいなのはわかるけど、星条旗を引きずるのは許し難い行為。」
「ハイスコアで金メダルを獲得しても、星条旗を踏みつけたことは減点に値する。」

ショーンは同会見でこの件にも触れ「故意でやったことではなかった」と弁明するとともに、「米国チームの一員としてオリンピックに出場していること、米国民であることを誇りに思っている」と述べている。

自身3度目の五輪王者という輝かしい快挙を成し遂げたショーン。この日のメダルは、冬季オリンピック開始以来、米国が獲得した100個目の金メダルだったという。そんな記念すべき日だったが、過去のセクハラを蒸し返されたり星条旗の扱いを言及されたことで、ショーンの喜びは半減してしまったのではないだろうか。

画像は『Shaun White 2018年2月13日付Instagram「Wow still feels like a dream this happened yesterday!」(@sarahannbrunson)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

1 2