14日、平昌冬季五輪のスノーボード・ハーフパイプ男子で金メダルを獲得した米ショーン・ホワイト選手(31)。その後の記者会見で2016年に起こされたセクハラ訴訟の話題が再浮上、ショーン選手が見せた対応が波紋を呼んでいる。『TIME』誌などが伝えた。
日本代表の平野歩夢選手(19)を抑え、見事3度目の五輪王者に輝いた米代表ショーン・ホワイト選手。金メダル獲得後の記者会見中、『ABC News』のレポーターから2016年のセクハラ訴訟に関する質問があがった。
「ここ数日、リナ・ザワイデさんによるセクハラ訴訟の話題が再浮上していますが、これがあなたの輝かしい伝説を汚すものになるといった懸念はありますか?」
これにショーンは「僕は“ゴシップ”なんかではなく、オリンピックの話をするためにこの会見に臨んでいます」と述べ、「そうは思いません。自分という人間に誇りを持っていますし、友人らも僕を愛し(自分の人間性を)保証してくれています」と続けた。
レポーターは「あなたはセクハラ訴訟を“ゴシップ”だとおっしゃるんですか?」と食い下がると、ショーンは困惑した表情に。話題が思わぬ方向に進んでいることを察知した司会者は「今日はショーンが獲得した金メダルと素晴らしい一日についての会見です」とショーンに助け舟を出す場面が二度ほど見られた。
後にテレビ番組『TODAY』に出演したショーンは、