浴室にスマホを持ち込み感電死というニュースが伝えられるたび、その危険は知れ渡るところとなっていたはずである。しかしまたもや、12歳の少女が充電中のスマホを浴槽に落として感電死するという事故がロシアから届いた。英メディア『Mirror』『The Sun』『Metro』などが伝えている。
モスクワのセルプホフスキー地区にあるボリショエ・グリズロヴォ村で、悲劇が起こった。
クセーニヤ(Kseniya)・Pさん(12歳)は学校の後にバスケットボールをして帰宅すると、お風呂に入った。その時、母親は夕飯の支度をしており、浴室に入ったはずの娘があまりにも静かなので様子を見に行くと、浴槽の中で頭を湯に沈めて変わり果てた姿となった娘を発見した。浴槽にはスマホが浮かんでいたという。母親はすぐに救急車を呼び、隊員らは少女の蘇生を試みたがなす術はなかった。
悲しみの中で母親が警察に話したところによると、クセーニヤさんは浴室で音楽を聴いていたという。警察の予備調査では、スマホのバッテリーが無くなってしまったためにクセーニヤさんは浴室に設置された電源にスマホの充電ケーブルを差し込んだが、何らかの拍子で充電中のスマホを浴槽内に落としてしまい感電死したもようだ。クセーニヤさんは感電後、即死したことが判明している。
企業の個人秘書をしている母親と運転手の父の間に生まれたクセーニヤさんは夫妻のひとり娘で、