中国の若者の間では今、『楚天都市網（ctdsb.net）』が報じた恐ろしい感電事故のニュースが話題となっているもよう。USBケーブルを安易に引き抜くのは危険だとして波紋を広げている。

特に何を心配することもなく誰もがやっているUSBケーブルによるスマホとパソコンの接続や切断。しかし中国・湖北省の武漢市のとあるインターネットカフェにおいて、そんな行為が1人の若者の命を奪ってしまった。感電が原因であるという。

15日夜、感電事故により死亡したのはXiong Xuanさんという18歳の工員。近くの席にいた兄がメディアの取材に答えているが、XiongさんはパソコンからUSBケーブルを引き抜く前に、兄には「食べ物を買うため一旦席を離れる」と説明していたもよう。スマホを持ち歩くためUSBケーブルを引き抜いたが、そこで電気ショックを受け絶叫。もう一度ケーブルに触れた瞬間に床に崩れ落ち、口から泡を吹いた。救急車で病院に搬送される途中で心肺停止の状態に陥ったという。

現在そのネットカフェは営業停止処分となっており、警察による調査が行われている。事故当時、Xiongさんの片足はパソコンデスク下部のスチール製パイプに触れていたことがわかっている。パソコンにスマホをつなぐ、その接続を切るという行為は日常茶飯事だというネットカフェの利用者たち。誰もが「もしかしたら犠牲者は自分だったかもしれない」と身震いしているもようだ。中国では、Apple社のコピー商品として格安で販売されている充電器を使用したことによる充電中の火災事故や感電事故も頻発している。

出典：http://www.ctdsb.net
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）