『アメリカン・アイドル』出身で、その抜群の歌唱力から2006年の大ヒット映画『ドリームガールズ』にも出演。2008年のデビューアルバム『ジェニファー・ハドソン』がグラミー賞最優秀R&Bアルバム賞に輝くなど、女優兼歌手として地道な活動を続けてきたジェニファー・ハドソン。「Weight Watchers」式ダイエットプログラムの広告塔となり、大幅減量の成功本も出版するかたわら私生活では一児の母として頑張っていた。幸せに暮らしている印象があっただけに大変意外だが、このほど10年連れ添った婚約者との関係にピリオドを打ったもようだ。
ジェニファー・ハドソン(36)がリアリティ番組『I Love New York 2』に出演していたプロレスラー、デイヴィット・オトゥンガ(現在37歳)と恋に落ちたのは10年ほど前のこと。2008年9月にプロポーズを受け、2009年にはデヴィッド・ダニエル・オトゥンガ・Jr.君が誕生するなど彼女の私生活は順調そのものに見えた。だが子をなしても2人のステータスはなおも「婚約」のままで、結婚にはついに踏み切れなかった。そこにはそれなりの訳があるはずだ。ジェニファーの代理人は『People』誌の取材に、家庭内暴力があったことを匂わせながらこう答えている。
「2人は何か月も前から関係解消に向けて動いていました。ジェニファー側の申請が受理され、本日オトゥンガには接近禁止命令が下り、彼は今後ジェニファーに近づくことはできなくなりました。これは息子の安全を守るための重要な手段です。」