女優・歌手のジェニファー・ハドソン（29）が、36kgという大幅減量に成功した体験記を出版する予定であることが分かった。

今年2月、80ポンド（約36kg）の減量に成功したことを、トーク番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』の中で明かしたハドソン。減量を決意したのは、この8月で2歳になる息子のデヴィッド・オトゥンガ・Jr.君を産んでからだという。

彼女が痩せたのは、昨年から広告塔を務めるダイエットメソッドの会社「Weight Watchers」のプログラムを通して。服のサイズは米国サイズ16から6に縮み、「全く新しい自分になったみたい。ときどき自分だと気がつかないくらい。」だという。同社としても、ハドソンは「最も成功したスポークスパーソン」だと絶賛している。

体験記は、ハドソンが子供の頃「健康的な生活がプライオリティではない環境で育った」ため、肥満に苦しんでいた状況を詳細に記す。また、コンテスト参加中には“the big girl”と呼ばれていた彼女を一躍有名にした番組『アメリカン・アイドル』出演中の体重バトルなどにもふれる予定。その他にも、減量のコツやリバウンドしない秘けつ、楽しめるエクササイズなども紹介する、いわゆる「セレブのダイエット本」になる様子だ。

体験記は、ペンギングループの出版社『Dutton』から来年1月に発売される予定。100万ドル（約8000万円）とも言われている出版契約については先月末、あるゴシップサイトがこんなことを伝えた。「出版業界側は、08年、ハドソンの姉の元夫が、ハドソンの母親、兄と甥を銃殺した忌まわしい事件について告白する内容なら100万ドルの価値があると見ている。しかし、それ以外の“減量サクセスストーリー”などは、売れないと見ているらしく、出版交渉はもめている。」これを見たハドソンは激怒し、このサイトに謝罪を求めるちょっとした騒ぎになっていた。

その後この騒ぎは「事実無根の噂」であるとのことで収まり、目出たく体験記の出版契約とあいなった。この本、きっとハドソンのようにキレイに大幅減量したいと願う、多くの女性が買い求めることであろう。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）