赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
Rank.1
国側もただ手をこまねいているわけではない。アフガニスタンの麻薬対策省はケシ栽培撲滅運動の一環として啓発イベントを企画するなど、ケシ畑撲滅及びアヘンの使用防止に向けた取り組みを行っている。だがケシは大量の水を必要としないなど他の作物に比べて栽培が容易であり、しかも貧しい農民にとっては大きな収入源になることから、逆に拡大しているのが現状である。国連の調査によると、アフガニスタンにおけるケシ栽培は国際的に非合法とされているにもかかわらず、世界のアヘンの約80%が生産されており、2016年には生産量約4800トン、30億ドル(約3300億円)もの収入をもたらしたという。
画像は『Pajhwok Afghan News 2017年11月2日付「Uruzgan women still give kids opium to silence them」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)