11月26日に行われた福岡ソフトバンクホークスの優勝祝賀パレードでオープンカーに乗って笑顔を振りまいてくれた柳田悠岐選手。パレードを中継放送した『めんたいワイドSP 日本一の祝祭!ホークスパレード』(FBS)では、ホークスが日本シリーズで優勝した際の未公開インタビューを映した。
柳田悠岐選手と言えばホークスがリーグ史上最速Vを決めた後の9月20日、試合でスイングした際に右脇腹を痛めて交代、全治3週間と診断されてクライマックスシリーズ・ファイナルステージ出場も危ぶまれた。しかし、10月22日の第5戦に1番バッターで電撃復帰して初回からヒットを放ちチームを盛り上げ、日本シリーズでも3戦連続初回ヒットで先制につなげ優勝に貢献したことが思い出される。
3番を打ったアルフレド・デスパイネ選手と2人でインタビューを受けた柳田選手は「デスパイネを1番にして俺が3番だといいな」と3番の打順を狙うが、デスパイネ選手も「多分、来シーズンも柳田が1番なので自分がもっと打点をあげられるね」と譲らない。
そんな柳田選手が日本シリーズ優勝を決めた第6戦の裏話を明かした。DeNAが3点、ホークスが1点で迎えた8回裏の攻撃、1アウト3塁のチャンスで打席に立ったのは柳田選手だ。彼は「ぶっちゃけ言うたら俺、あの時は2アウトだと思っていて…」と当時を振り返る。スライダーにタイミングが合わず打球は内野ゴロとなり「うわ、ミスった~チェンジや~と思ったら歓声が聞こえて」とアウトカウントを確かめて初めて1アウトだったことに気づき「あらっ! これ1点入るな!っていう感じ」だったという。
デスパイネ選手はインタビュアーに「ああいうチャンスでアウトカウント間違える選手はいますか?」と問われて、ボリボリ頭をかきながらノーコメントで苦笑するしかなかった。