11月26日、福岡ソフトバンクホークスの優勝祝賀パレードが福岡市の明治通りを中心に行われた。パ・リーグ優勝に加え日本シリーズで激戦を制して2年ぶりに日本一となっただけに多くの人で賑わった。一昨年の優勝パレードでは約35万人が集まったが、今回は同程度かそれ以上と思われる。
オープンカー5台とオープンバス2台に孫正義オーナーや王貞治会長、工藤公康監督と選手たちが乗って、11時から約30分かけて移動しながら沿道で声援を送るファンたちに手を振って応えた。その様子を福岡エリアのテレビ各局が中継、それぞれに工藤監督や選手たちからカメラ目線をもらおうと工夫を凝らす。
FBS『めんたいワイドSP 日本一の祝祭!ホークスパレード』では、お笑いタレントの原口あきまさが山のような人だかりのなか“モノマネ選んで!”と「(1)明石家さんま」「(2)江頭2:50」「(3)高田純次」「(4)久本雅美」「(5)志村けん」「(6)出川哲朗」「(7)その他」のパネルを掲げてアピールした。
彼がさんまの出っ歯をつけてモノマネしながら呼びかけるので、選手たちも気づいて笑っていた。工藤公康監督は人差し指を立てたが「ワンダホー」と「(1)明石家さんま」のどちらを意味するか分からない。だが、続けて柳田悠岐選手が笑いながら指で「(1)」、内川聖一選手が「(4)」、岩嵜翔投手は「(3)」、東浜巨投手は「(1)」、千賀滉大投手が「(2)」、和田毅投手が「(6)」を示し、なかにはオープンバスの上で自らエガちゃんのポーズをする選手も見受けられた。
以前、松田宣浩選手がスタジオ出演した際にタレントの今村敦子は「カメラに向けて“熱男!”ならぬ“アツコ!”とやってもらえないか」とお願いしていたが、パレードでパネルに気づいた松田選手が岩嵜投手と2人で「アツコ!」を見せたので感激していた。