『ローン・レンジャー』や実写版『白雪姫と鏡の女王』といったヒット作品を持つ俳優のアーミー・ハマー。曽祖父が石油王というアーミーは端正な甘いマスクで正統派イケメンと呼ばれる一方、身長196センチの頼もしそうなボディも魅力だ。そんなハマーが今、女性ファンをおおいに嘆かせている。新作映画で少年性愛に目覚めるバイセクシュアルの若者を演じてしまったのだ。
2010年5月に4歳年上のTVレポーター、エリザベス・チャンバースさんと結婚、可愛い2人の子にも恵まれ、毎日がとても充実しているという俳優のアーミー・ハマー(31)。最近では『カーズ/クロスロード(原題:Cars 3)』に声で出演していたが、実は今年、少年性愛に目覚めた男性を扱った『コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題:Call Me by Your Name)』が世界各地で順に公開(日本公開の予定はなし)され、その熱演ぶりが波紋を広げていた。
同作品は2007年の同タイトルの小説を映画化したもので、主人公は24歳のアメリカの大学院生オリヴァー(ハマー)と17歳の少年エリオ(ティモシー・シャラメ)。1983年のイタリアを舞台に、大学教授の父のもとにやってきたオリヴァーとエリオのひと夏の経験を追ったものである。バイセクシュアルであっという間にエリオに惹かれてしまったオリヴァー。しかしガールフレンドを作って彼をじらせてしまうエリオ。オリヴァーはエリオを忘れられないまま帰国し、結婚して子供もできたがエリオに15年後に会い…。