発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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今回は『スター誕生!』で最初にスターとなった森昌子が大きく取り上げられたが、山口百恵が挑戦した際に彼が「歌手には向かない」との趣旨で評したことがある。『スター誕生!』から森昌子、山口百恵、桜田淳子の“花の中三トリオ”が誕生したものの、山口だけ阿久悠の作品を歌っていない。
また、阿久悠が歌詞提供しなかった大物歌手が美空ひばりだった。美空ひばりがあまりに大きな存在で「提供できなかった」といった方が近いのかもしれない。彼は1976年頃にラジオ番組の企画で美空ひばりが歌うことを想定して書いた歌詞を公表しており、直接アプローチしきれずにいたようだ。結局その歌詞は1979年に八代亜紀が『舟唄』として歌い彼女の代表曲となった。
一方で『スター誕生!』で歌手デビューした岩崎宏美にはデビュー曲『二重唱(デュエット)』や『ロマンス』『シンデレラ・ハネムーン』など60曲を手掛けている。レコーディングにも立ち会ったというから、その力の入れようがうかがえる。そうしたエピソードをクローズアップすればまだまだ『阿久悠物語』のドラマができそうだ。もし続編が作られるならば、夫婦役はもちろん亀梨和也と松下奈緒であろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)