流行の眉タトゥーを施した女性だったが、結局気に入らず除去手術を試みた。しかし適当なレーザー除去手術の結果、自分の眉が綺麗さっぱりなくなってしまった。『news.com.au』『The Sun』など複数メディアが伝えた。
オーストラリアのシドニーに住むキム・リーさん(42歳)は、流行っていた眉タトゥーの施術を2年前に受けた。ところが眉の形がどうにも気に入らず結局、除去することにした。
「タトゥーをする前は毎朝10分もかかって眉を描いていたんです。描き続けることにうんざりして眉タトゥーを入れたのですが、まるで手で適当に描いたような仕上がりだったので不満でした。きちんと修正してもらおうと店に戻ったけど、タトゥーだから消すことも綺麗に修正することも無理でした。修正すればするほど、大きなシミのようになっていったのです。」
キムさんは、一度全てのタトゥーを除去して再び眉タトゥーを入れ直そうと思った。しかし除去施術に使用されたレーザーはとても熱く、キムさんの眉を焼き水膨れ状態にした。そこで別のクリニックで1200豪ドル(約104,000円)をかけて8セッションの治療後にタトゥーは完全に除去されたが、もともと薄かったキムさんの眉は完全になくなってしまった。
レーザー除去手術は現在、オーストラリアでブームになっているそうだ。しかし規制がなく除去するには莫大な費用がかかる。また未資格のビューティーセラピストが安いレーザー除去器具をオンラインで購入し、トレーニングなしで客に施術することも少なくないようだ。