モデルでフードコーディネーターの近藤しづか(32)による、初のレシピ本『キレイに-5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社)が7月15日に発売された。“自炊モデル”近藤が考案した80近いレシピが掲載されているが、栄養バランスが良く、見た目も楽しい簡単ごはんが手軽なワンプレートになり、カロリー計算をしなくていいのも魅力的だ。このレシピ本について、テックインサイトが近藤から話を聞いた。「絶対に痩せさせる自信はあります」と力強く宣言した近藤だが、それは自身がこれまでダイエットや体づくりで試行錯誤した経験から得た自信のようだ。
■体調を崩して「食」を勉強するように
―近藤さんはフードコーディネーターの資格をお持ちですが、「食」について勉強しようと思ったきっかけは何ですか?
近藤しづか(以下、近藤):モデルになってから一人暮らしをするようになって「何を食べたらいいんだろう」というところから始まったのですが、ファストフードや外食で一日一回で食事を済ませたりするうちに体調を崩してしまい、約7年前に「これじゃダメだな」と勉強し始めました。雑誌『CanCam』の専属モデルをしながら、フードコーディネーターの学校に通って資格を取りました。「食」は勉強すればするほど面白くなっていきますね。
―フードコーディネーターでは、どのような活動をなさっていますか?
近藤:『CanCam』の誌面で“自炊モデル”としてお料理のページを担当させていただいたり、OLさん向けにタンブラーの中にお弁当を詰める「タンブラーランチ」も考案しました。その後、『AneCan』で「しづか御膳」という料理ページの連載を持たせていただきました。『ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート アンド スパ』と私が考案したメニューでコラボさせていただいたこともあります。
■間違ったダイエットで不調に
―以前にダイエットで体調を崩したと聞きましたが、その頃はどのようなダイエットをされていたのですか。
近藤:いろいろなダイエットをしたんですけど「食べないダイエット」をしていました。明日撮影でお腹をぽっこりさせたくないから「今日の夜は抜いておこう」と。何も食べないと便秘になってしまったり、肌荒れが起こったり、どんどん不調になりましたね。リバウンドもすごくて、心と体はつながっているので、夜中にアイスクリームを大きなスプーンで食べたり、食パンの白い部分だけ一斤食べたり、だんだん変な食べ方をするようになってしまいました。
■食生活を変えて心も体も好調
―それで、ダイエットの仕方を変えたわけですね?
近藤:はい。それで体も変わりました。それまでは体が機能していない感じだったんですけど、ちゃんと巡る体だったり代謝が良い体づくりをすると、良い物を食べたらちゃんと毒素や老廃物を排出できる体になりますし、代謝が上がるので食べても太りづらいです。それがメンタルにもつながって、朝から清々しく気分がいいですし、それがモデルのお仕事の写真撮影の出来にも表れてくるので、きれいに写るかなと思います。