このほど英ヘンリー王子が行ったスピーチで「最近の若者は一日に平均すると電話を150回もチェックするそうですね」と驚いた様子でコメント。「それではいけない」「しっかりと自分の頭で考えることも大事だと思います」とスマートフォンに依存する多くの人々に訴えた。
英イングランドのリーズにて開催されたメンタルヘルス関連のイベントに、ヘンリー王子が登場。そこで兄夫婦と共にメンタルヘルスの啓蒙・サポート活動に励むべく立ち上げた「Heads Together」を絡めて、このように語った。
「(メンタル面の問題について)語る人達への理解、優しさ、思いやりの心を持つ人が増え、兄ウィリアムとキャサリン、そして僕も言葉では表現できないほど嬉しく思っています。」
「でも、僕達の仕事はまだまだあります。身体の病気と同じように、心の病気も語れるようになる―そのようなレベルに達するまで、もっと頑張らなくては。」
またヘンリー王子は昨今のスマートフォン事情にも触れ、驚きの気持ちを込めこうも思いを述べた。
「最近読んで知ったのですが、若い人達は一日に少なくとも150回は電話をチェックするそうです。でも、じっくりと考えてみるような時間があれば、もっと効率よく活動することができるのではないでしょうか。」