ダイアナ妃の死去から、今年で20年が経過する。そんな中アンドリュー・モートン氏が著書『Diana: Her True Story – in Her Own Words』の執筆準備段階を振り返り、妃が過食症やカミラ夫人について語り録音したテープを聞いた衝撃の瞬間を改めて振り返った。
ダイアナ妃の真実に迫る著書を書き、妃の死後に「実は妃が録音した告白をもとに書いた本だ」と明かしたアンドリュー・モートン氏。録音の時期はダイアナ妃の死から6年前の1991年5月で、妃は友人に依頼しオーディオテープをモートン氏に届けさせたという。同氏はこのテープを持ちカフェに入り、妃の衝撃的な告白をひとりで聞いたとのこと。その内容は想像以上にショッキングだったというモートン氏は、当時をこう振り返っている。
「妃は、自分がどれほど不幸で裏切られた思いでいるか語っていました。また自殺を複数回試みたとも話していたのです。また、過食症、そしてカミラさんの名前も出てきました。これらはまさに、私にとっても初耳でした。」
また出版の半年前、ダイアナ妃は“告白テープ”をモートン氏に渡す役割を果たした人物に手紙を執筆。そこにこう綴っている。
「火山の噴火のような状態(大反響)にむけ、私達は準備を進めているのです。でもどのような状態になろうが対処はできる。今の私はそう思っています!」
「私を信じてくださり、どうも有難う。もうひとりきりじゃない。そしてあるがままの自分で良いのだと思えることに、安堵しています。」