米オハイオ州トレドで今月3日、酔った勢いで自分の息子に斧を投げつけて暴れた男、ノエル・ユージン・ドーソン・ジュニア(63)が逮捕された。地元トレド警察によると、息子(25)と自宅前で口論となり腹を立てたノエルが手斧を振りかざした挙句、息子めがけて投げつけたというのだ。
酔っていたせいかノエルの投げた手斧は簡単にかわされ、停めていたノエルの赤いフォード車に当たった。警察が駆け付けた時にはこのフォード車の近くで泥酔し、道に横たわったノエルの姿があった。この時、ノエルは歩くこともままならなかったという。手錠をかけられパトカーの後部座席に乗せられたノエルは、警察からの氏名、年齢などの尋問全てに答えることなく始終卑猥な言葉を叫んでいた。
その後、撮影されたノエルのマグショットがトレド警察により公開されると、あまりの‟変顔”ぶりにSNS上が沸き立った。「なんて怖い顔だ」「漫画のキャラクターみたいだな」「嘘でしょ? 加工したんでしょ?」などのコメントが見られる。
一部のメディアでは、「罪悪感のかけらも無い狂気の漂う顔だ」「この男は実生活はブギーマン(伝説上のモンスター)だ」などと事件の内容と共にノエルのマグショットについて報じている。酔っていたせいなのか、それとも警察への抵抗なのか、この顔で撮影に挑んだノエルの真意については明かされていない。
現在のノエルはルーカス郡矯正施設に拘留されており、保釈保証金は25,000ドル(約280万円)に設定されている。ノエルの息子は、ノエルが家族に接近することができないように一時的な法的保護を申請しているという。
ちなみにマグショットで、人生を好転させたケースもある。カリフォルニア州が公開したマグショットによって「超イケメン犯罪者」として有名になった男がモデルエージェンシーと契約、出所後にランウェイ・デビューを果たしていた。
出典:http://www.wkyc.com
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)