イギリスで20番目の子供が9月に生まれる予定の“子だくさんラドフォード一家”は多くのメディアに取り上げられているが、今回はおそらくイギリスで一番の大家族であろう、97歳のおばあちゃんが英紙『Manchester Evening News』で伝えられた。
グレート・マンチェスター北東部ミドルトンのラングレーに暮らすマーガレット・ハワースさん(97歳)は、12人の子供と45人の孫、84人のひ孫、そして25人の玄孫を持つ「スーパーおばあちゃん」だ。
1919年、サルフォード病院の近くの自宅で生まれたマーガレットさんは、複数の製粉所や工場で仕事を経験し、1939年に今は亡き夫ロバートさんと結婚した。ロバートさんとの間に12人の子供をもうけたが、そのうち息子1人と娘2人を亡くした。50代~70代になっている息子5人と娘4人の計9人の子供たちは健在で、彼らの子供が子供を生み、5世代にわたりマーガレットさんの血を引き継いでいる。一番上の孫は54歳、一番下は生後7か月で、孫、ひ孫、玄孫の数を合わせると154人にもなるという。
マーガレットさんは97歳という高齢でありながら、50年ほど前に引っ越してきたラングレーで元気にひとり暮らしをしている。幸いにも家族のほとんどがミドルトンかマンチェスター北部で生活しており、頻繁にマーガレットさんのもとを訪れるそうだ。