約7万5000平方メートルもの敷地の一角にオープンした「フェラーリ・ランド」は、アラブ首長国連邦の首都アブダビに次ぐフェラーリ第2弾のテーマパークである。パーク内は赤を基調にしたフェラーリ仕様になっており、大人から子供まで楽しめるアトラクションが揃っている。
そのうちの1つ、F1をイメージしてデザインされたジェットコースター「レッド・フォース(Red Force vertical accelerator)」はスタートして5秒で時速180キロに達し、その後は高さ112メートルにまで上昇。アドレナリン放出間違いなしの最強アトラクションだ。
オープン初日だった6日、このジェットコースターの最前列に乗った男性がアクシデントに見舞われた。出発して12秒後、右手をあげて楽しむ彼の首に1羽のハトが激突。最初は気付かなかった男性も、首にまとわりつく黒い物体に手をやるとギョッとしているのがわかる。数秒後にハトは飛び立っていったが、男性は顔に付いた血をぬぐいつつもショックを隠し切れない様子だ。
とんだ目に遭った男性だが、ハトも相当の怪我をしたはずであろう。男性の様子を撮影した動画は『dailystar.co.uk』など複数のメディアに取り上げられ拡散中だ。
今回のトラブルは機械の故障によるものではないものの、ジェットコースターの事故はあとを絶たない。英ロンドン近郊のソープ・パークでは昨年、ジェットコースターが上昇中に突然停止。乗客は天を仰いだまま1時間半以上身動きがとれなかったという。またスコットランドの遊園地「M&D」でもジェットコースターが脱線し、多くの客がうつ伏せの状態で地面に叩きつけられ救急搬送されていた。
出典:http://www.dailystar.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)