このほど故マイケル・ジャクソンの長女で現在18歳のパリス・ジャクソンが『ハーパーズ バザー』誌の表紙を飾り、インタビューでは子供時代についてこのように語った。
「周囲には女の子があまりいなかった。子供の頃はパパ、そして兄や弟と一緒に過ごしていたからよ。」
「そうやって成長するなか、私はパパのお気に入りとして扱われたの。唯一の娘だからよ。私がプリンセスだった。パパの目には、私が完璧な子に見えていたのね。」
しかしマイケルは「子供達を守りたい」と必死で、子供達を学校へは行かせずホームスクーリングという形で教育を受けさせていたとのこと。それだけに“家族以外の人間”とうまく付き合うことは、パリスにとって容易ではなかったという。
「(パパが亡くなるまで)家族や大人としか接触がなかった。」
「そのせいでソーシャルスキルがなくて、(パパの死後は)協調性を大急ぎで身につける必要があった。この6年間、ずっと意思の伝達方法を学び続けてきたの。」
その結果ずいぶん人とうまく付き合えるようになったパリスだが、過去には自殺未遂を繰り返すなど問題行動を連発。思春期は荒れイジメにも苦しんだというが、今では悪意のある人間にもうまく対処できているそうだ。
「そう。今も嫌だなって思う日はあるの。ネットを見るのは止めようって思う日もね。繊細になりすぎてしまう日もある。」
「でも、そんなのどうだって良いこと。褒められようが悪口を言われようが、どうだって良いわ。」
「だけど昔は気にしてた。そしてあんなこと(自殺未遂)に…。でも誰もが自分のすることを喜んでくれるわけじゃない。もし自分自身がイヤだと思っているなら問題だけど、自分がハッピーなら(他人の嫌味なんて)どうだって良いと思う。」
今後は「マイケルの娘」ではなく「パリス・ジャクソン」としてショービズの世界での成功を目指すパリスだが、彼女は思春期の出口にようやく辿りつつある段階だ。急いで大人になろうと必死にも見える彼女に、“危なっかしさ”を感じている大人は多いようだ。
出典:https://www.instagram.com/harpersbazaarus
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)