■宮殿での暖房費節約
大きな宮殿で生活するエリザベス女王にとって、長く寒い冬の暖房費は驚くほど高いものらしい。それでも女王だけに「今月の暖房費、払えなくて…」という心配はないはずなのだが、女王は暖炉スペースに“小型電気室内暖房器”を置き、それで寒さをしのいでいるという。
■物は買い替えず修理する派
カーテンやベッドのシーツが破れてしまうと、一般人でも「上手に縫って直せるだろうか」「高くなければ買い直してしまおうか」と思ってしまいがちだ。しかしエリザベス女王にしてみれば、「そんなのは贅沢」。女王本人が針仕事をすることはないものの、スタッフに依頼して直させるという。また壁紙が剥がれると、大昔からあるという壁紙で「直しておいて」と要求するのだとか。
■朝ごはんは質素に
シェフに頼めば毎朝高級ホテル並みの豪華な朝食を食べられるはずのエリザベス女王だが、朝はシリアルを食べて紅茶を飲むと「ごちそうさま」と席を立つという。シリアルはかなり好きで、独特の“カリカリ食感”をキープすべく容器に入れて保存しているそうだ。ちなみに女王は食べ物を無駄にするのが嫌いで、過去には料理の飾りとして皿に盛られたレモンを持ち厨房へ。そこで「これは再利用できるでしょう?」と述べ、捨てないように指示したという。
■同じ服を何度も着用
「一度着た服は二度と外では着ない」というセレブも多いが、エリザベス女王は気に入った服であれば何度でも着用するとのこと。孫ウィリアム王子の挙式で着た服は、外国訪問でも着用。それ以外の服も、何度も着て大切にしている。
■包装紙はため込む派
日本のご婦人にもよくいるが、エリザベス女王は贈り物をもらうと包装紙をキープしておくのだという。それだけでなくリボンまで捨てず、シワを伸ばして取っておくそうだ。しかもそれを大昔から続けているというが、実際に再利用しているか否かは不明だ。
■贈り物はチープ
エリザベス女王からもし「ぜひこれをアナタに」と贈り物を手渡されたら、「純金やパールの装飾品でも入っているのではないか」と手が震えてしまうかもしれない。しかし女王が選ぶギフトは地味で安価なものが多く、ある年に娘に贈ったのはアイロン台だったという。
大変豪華な生活をしていることは間違いないエリザベス女王だが、その感覚は普通の女性と変わらないもよう。そういう庶民的感覚があることも、世界中の人々に慕われる一因かもしれない。
出典:https://www.instagram.com/theroyalfamily
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)