「私は結婚したことがないのです。いえ、恋愛の経験すらありません…。」
人生を振り返り、かつては寂しそうにそう語るばかりだったというブラジル・サンパウロ州ピラスヌンガのヴァルデミラ・ロドリゲス・デ・オリヴェイラさん。106歳にもなったが、今の彼女はもうその頃とは違う。心から愛せる男性に巡りあい、愛される喜びを知ってついに結婚を決意。このほど開いた婚約発表パーティには150人が来て祝福してくれたそうだ。
初婚、再婚を問わず、世界で最も年長で婚約した女性とみられるヴァルデミラさん。彼女が「人生で初めて私をこんな気持ちにさせてくれた男性」と認めたのはアパレシド・ディアス・ヤコブさん(66)で、こちらも初婚。2人は3年前にノッサ・セニョーラ・デ・ファーチマの老人ホームで出会ったが、なんとアパレシドさんもすぐに彼女に恋愛感情を抱いてしまったそうだ。
「結婚したら小さな家を持ち、力を合わせ2人で暮らしていきたい」とする2人に医師は「無理でしょう」と首を横に振ったとのこと。「結婚相手としては確かに“ちょっとばかり”年上だとは思います。でもヴァルデミラと一緒にいるととてもハッピー。私たちはきっと幸せになれると確信しています」とヤコブさんの決意は固そうだ。ともに歩める時間がどれほど残っているかは誰にもわからないが、今はただ一緒に食事をし、会話を楽しみ、一日を一緒に過ごせることがとても幸せだという。
魅力的な人に出会い、恋に落ちるという感覚は何歳になっても素晴らしいもの。『ギネス世界記録』は2015年、英イースト・サセックス州のジョージ・カービーさん(103)&ドリーン・ラッキーさん(91)の挙式を世界の最高齢挙式として認定した。2人合わせて194歳とは驚くばかりである。
また超がつく年の差婚も常に大きな話題となる。アメリカでは68歳と24歳のカップルが真剣交際の末に結婚したが、なんと血の繋がった祖父と孫娘であることが3か月後に発覚。本人たちはもちろん親族一同が大騒ぎとなった。男女逆パターンの超年の差婚も興味深い。テネシー州では新郎18歳、新妻71歳という孫とおばあちゃんのような2人が結婚した。元の彼女も77歳だったという新郎は根っからの“超熟女好き”とのこと。「妻とは体の相性もバッチリ」と語っている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)