鼻先を上向きにするトルコの形成手術に「ぶた鼻」「スケートボードランプ」と辛…
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1996年のこと、第38回グラミー賞授賞式には多くのミュージシャンが姿を現し各賞受賞者の発表に胸を高鳴らせていた。そんな中、楽曲『Spin The Black Circle』を高く評価された人気ロックバンド「パール・ジャム」は「最優秀ハードロック・パフォーマンス賞」を見事獲得。フロントマンのエディ・ヴェダーがまずマイクの前に立ったものの、まさか自分達が受賞するとは思ってもいなかったらしく、非常に困惑した様子をみせた。
しかしエディは喋らぬわけにもいかず、こめかみを掻き目を白黒させながらこうブツブツと話し始めた。
「俺達は、ここにリラックスしに来ただけなんだ。ショーが観たかっただけだったのに…。」
またエディは会場の方にもまともに顔向けできず、困り果てた様子でこう続けている。
「なんかこう、いかにも俺ってことを言うよ…。メンバーを代表してね。」
「だけど、この意味が分かんねえな。何の意味もないと俺は思うんだよ。ま、俺はそう思うってこと。」
ここで会場からは笑いが少し起こったが、それでもエディは表情を変えずブツブツと呟くのみ。そして最後に「もう飽きた」という表情で「ま、ありがとってことかな」と述べて無表情のままスピーチを交代した。
ものすごくインパクトの強いスピーチを、ほとんど感謝の言葉もなく披露したエディ。あれから21年が経過するが、このスピーチは今後もきっと長く語り継がれていくことだろう。
出典:https://www.instagram.com/pearljam
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)