ドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利したことにショックを受け、「大変なことになった」という絶望感から夜もよく眠れなくなったというマドンナ。そのマドンナが先日、“反トランプ・デモ”に参加し「ホワイトハウスの爆破を考えた」と発言。その後は「でもそんなことをしても何も変わらない」と付け加えたにもかかわらずトランプ支持者が猛反発したことを受け、マドンナはインスタグラムに以下のように書き込んだ。
しかしこの「爆破を考えた」という一部分につき、元下院議長ニュート・ギングリッチ氏は『Fox & Friends』にてこう語っている。
「新たに出現した左翼ファシズムというものがある。彼女はその一部でしょう。私はこう思う。我々は自分達を守る準備をしなくては、とね。」
「事実を言いましょう。彼女を逮捕すべきです。」
またインターネットの“嘆願サイト”にも「マドンナを逮捕すべき」という嘆願が出現。そこにはこう書かれてある。
「マドンナは、ホワイトハウスの爆破を熟考したと述べました。アメリカ大統領を殺すと脅迫すること、また政府が保護する建造物の爆破は連邦法に違反する行為です。このような脅迫をしたマドンナは責任を問われるべきです。」
マドンナは決して爆破を予告したわけではなく、その後「そのようなことをしても何も変わらない」とも説明。しかしトランプ支持者の反発はすさまじく、Facebookにも「あれは脅迫にほかならない」「大統領とホワイトハウスのスタッフを脅迫して罪を問われないなんて、正義はどこにあるんだ」といったコメントが溢れかえっている。
一方、マドンナの発言に問題はないとする人々からは「『爆破してやる』と言えば脅迫だが、そうではなかった」という声が多く、国民感情はこの点でも真っ二つに割れてしまった。トランプ氏の大統領就任で国民感情が大きく揺れる中、マドンナの“言葉の選択”が国中を巻き込む大変な物議を醸している。
出典:https://www.instagram.com/madonna
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)