『バイオハザード』シリーズなどで知られる女優ミラ・ジョヴォヴィッチには、クリスさんという名のとても親しい男友達がいるのだそう。2人はミラがティーンの頃に出会い、それ以来ずっと親しくしてきたという。そのクリスさんは同性愛者で、女性であるミラには性的魅力は感じていないとのこと。そんな彼との友情に絡めて、ミラはこのように語っている。
「どこに行っても、私は同性愛者に惹かれるの。それにもう何年も、(ゲイの友人と)思いきり楽しんできたわ。楽しい思いをしたい時には、“ゲイのハズバンド”が頼りになるの。」
「クリスと出会ったのは、私が15歳になったばかりの頃よ。人生でとても大事な時期だった。当時の私は音楽をやっていてね。クリスは素晴らしいミュージシャンなの。すぐに私達は意気投合し、離れられない関係になったわ。」
「そして私の父が投獄されて、父親という存在を失った。当時クリスは26歳で私より少し年上だったから、彼が私を守ってくれたの。いつだって彼は友達だったけれど、それと同時に理性的に振る舞うよう良い影響を与えてくれたの。」
その後もクリスさんと親しく付き合ってきたミラは、今ではクリスさんを兄のように慕っているそうだ。それゆえに、ゲイの親友を持たない女性には同情してしまうという。
「ええ、その通りよ。全ての女性には男性との友情が必要だと思う。性的なプレッシャーを感じない男性とのね。」
男女の間で完全にピュアな友情が成立するのか。それは永遠に謎だが、相手が男性を愛するゲイであれば自分との恋愛を求めることはない。よって兄、そして父のように敬愛しながら強い絆を築けるというミラは、出会って26年のクリスさんをとても大事に思っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)