12月5日深夜放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』の冒頭、4日に行われた『M-1グランプリ2016』決勝大会について伊集院光が言及した。伊集院が“超ツボ”だったというのが「カミナリ」。『M-1グランプリ』2007年優勝のサンドウィッチマンと同じ事務所で、猛烈などつき(引っ叩き?)漫才で人気上昇中の若手である。伊集院の中では今年の『M-1グランプリ』チャンピオンは「カミナリ」だと断言した。
そこから話題は『M-1グランプリ2016』の決勝審査員に移った。オール巨人、上沼恵美子、松本人志(ダウンタウン)、博多大吉、礼二(中川家)と、関東勢が1人もいなかった今回の決勝審査員。この顔ぶれは「批判されやすい、物議を醸すメンバー」であり、引き受けてくれた審査員に対して配慮が足りない人選だったと伊集院は語る。それでなくてもこのようなお笑いのコンテンスト番組は、審査員の顔ぶれやその採点に批判が集まりやすい。今回も審査員の発表があった直後から「ほぼ吉本」「関西以西に偏っている」とネット上では不満が噴出。また決勝の「カミナリ」に対する上沼の採点に、疑問を呈する声が多く見受けられた。
伊集院は今回の審査員の顔ぶれに対し「公平じゃない」「偏ってんじゃねぇの?」と批判しているわけではないという。ただ「そういうみんなの先入観みたいなのを絶対になくしたメンツ」が本来ならば理想で、東西の比率が守られていたり、立川談志のような「絶対、誰の意向も汲まなそうな人」も審査員には必要だと主張している。
今年の決勝大会は審査員の数が最も少ない5名ということもあり、一人一人のプレッシャーが相当大きかったようだ。特に初めて審査員を務めた博多大吉は5人のど真ん中に座らされ、顔面蒼白で採点を行っていたのが印象的であった。
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(TechinsightJapan編集部 みやび)