イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】世界が注目する尋常性白斑の美人モデル 「肌について話すのはウンザリ」

4歳の頃に尋常性白斑との診断を受けたウィニー・ハーロウは、まだらな肌のせいで学校ではイジメを受けるなど悲しい思いを何度もしたそうだ。しかし美しい彼女をインスタグラムで発見したタイラ・バンクスが、ウィニーに連絡。自身がホスト兼製作総指揮を務めるテレビ番組『アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル』に招き、それに参加したウィニーは途中で脱落したものの一躍時の人となった。今も立派にモデルとして活動するウィニーは、ビヨンセやエミネムらのPVにも出演を果たしている。

そんなウィニーがこのほど『Grazia』誌の取材に応じ、こう語った。

「私は人の手本になる人だなんて呼ばれたくないの。」
「私は私。それだけのことよ。自分らしく人生を生きているわ。」
「私だって失敗はするし、悪い言葉もたくさん言ってしまう。私は自分の人生を生きているひとりの若い女性―それだけのことよ。」

ただし過去には、自分の肌にコンプレックスを抱いていたという。

「そう。でもこの肌が嫌だった唯一の理由は、正常じゃないと人に言われたからよ。」
「だけど結局、大事なのは自分の意見なの。他人の意見よりもずっと大事。もっと早い時期にそう気付いていれば良かったわ。」

そしていつしかコンプレックスを克服したというウィニーだが、世間はまだ彼女の肌に興味を持ち質問を受けることも多いそうだ。

「ええ、だけど正直に言うわね。自分の肌について話すなんて、もうウンザリ。そう、もう嫌気がさしているわ。」
「そんな枠に入れられた状態は嫌なの。でも生涯、そういうジレンマと闘うことになるんじゃないかしら。でも次の世代のためにも闘うしかない。私のようなモデルはこれまでいなかった。でもいつかは尋常性白斑のモデルが増えると嬉しいわ。そしてただこう呼ばれたい。モデルのウィニー・ハーロウってね。」

多くのメディアに「“まだら肌のモデル”ウィニー・ハーロウ」と伝えられる彼女は、モデルとして立派に活躍しているにもかかわらず肌の状態を特記されることに違和感を抱いているようだ。美しくカリスマ性に溢れ、今後もファッション業界でのさらなる活躍を期待されるウィニー。そんな彼女の悲願が叶う日も遠くはないだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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