事件は10日午前2時50分ごろ、ロサンゼルスのダウンタウンから20kmほど北西に位置するヴァンナイズという町のあるアパートで起きた。ロサンゼルス市警の発表によれば、アパートの複数の隣人が親子の激しい口論に続き、ドスンという大きな鈍い音を耳にしていたもよう。アパートの外に倒れていたのは2階に暮らすカルロタ・バーガスさんという71歳の女性で、隣人らはただちに911番通報。それに続いて、カルロタさんの息子であるフェルナンド・バーガス（41）がそこを目がけてやはり2階の窓から飛び降り、足で母親の体に強い圧迫を加えたという。

飛び降りた衝撃でかかとを骨折したものの、その後も母親の体を強く蹴るなどしたフェルナンド。カルロタさんは地元の病院に搬送されたが死亡が確認された。フェルナンドは病院で治療を受けた後、警察に身柄を拘束されている。ナンシー・オチョアさんほかアパートの隣人たちはメディアの取材に、「あまりにも気の毒な事件。なぜ自分の母親にそんなむごいことができるのでしょう」と異口同音に語っている。

出典：http://abc7.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）