10月22日より内村光良が原作・脚本・監督・主演を務める映画『金メダル男』が公開となる。それに先駆けて17日からの『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)には曜日毎に映画キャストがゲスト出演してきた。21日はスタジオに内村が、ロケ企画で知念侑李と加藤諒が登場した。
映画にちなんだ特別コーナー『時代の金メダルワード』では、内村を含めて共演者がある年をテーマにその時“流行した言葉(金メダルワード)”を答える企画に挑戦、1人1問ずつ順番に答えて全員正解すればグルメ料理のご褒美がもらえると聞いてテンションが上がっていた。まずは自分たちでランダムに並び、全8問中で内村は5問目、南原が7問目となる。
今年はプロ野球セリーグで広島カープが優勝したが、31年前に阪神タイガースが優勝しウンナンがデビューした年でもある1985年の『金メダルワード』について問題が出された。
1問目「この年に公開された過去にタイムスリップするこの映画のタイトルは?」『バック・トゥ・ザ・○○○○○○』といった簡単な内容から始まり、内村も5問目「このポーズが話題となったCMから生まれた流行語は?」『私はコレで○○をやめました』を正解できた。次に久本雅美が答えた6問目「1985年に大ヒットしたこの曲名は?」『○○○○○○○が止まらない』まではスムーズに進む。
ところが南原は7問目「この年NTTが発売したこの移動電話の名前は?」『○○○○○○○』の出題に「正式名? 携帯電話?」と目を白黒させると、「なにこれ、いきなりここから地獄のような難しさ!」と頭を抱えてしまう。正解は『ショルダーホン』だが共演者も全員思いつかなかったようだ。
第2弾は1966年の『金メダルワード』について出題される。先ほどの経験から今度は回答順の争奪戦となり、内村が7問目に追いやられると南原から「お前、ここが一番難しいんだぞ!」と教えられてビビっていた。
やはり1問目は「1966年、東京・銀座に1号店がオープンしたコーヒー店は?」『○○○バックス』と分かりやすく、5問目「1996年に施行、当時7月20日だった祝日は?」『○の日』まで順調に進んで南原の順番となる。
6問目「この年、宇宙飛行士の若田さんが乗ったスペースシャトルの名前は?」『○○デバー』は良く読んで考えれば分かりそうだが、テンパってしまい「デンバーダ!」「スペ!」「シャト!」と焦ってしまう南原。そんな彼に進行の水卜麻美アナウンサーが「なんとかデバーです」「ほら、日本のお金ってどうやって数えます?」と大ヒントを出した。
南原は正解できたものの、その様子を見ていた内村が「アホかお前!」と水卜アナに凄い勢いで詰め寄った。「なんだお前たち、この癒着はなんだ?」「MCが癒着か!」と水卜アナと南原に憤る。やがて自分の順番になった内村は、7問目「当時巨人の監督だった長嶋茂雄が言った流行語をものまねで」『○○○ドラマ』の出題に「う~んっ、メークドラマ~っ」と答えた長嶋監督のものまねがウケて機嫌も直ったようだ。
映画『金メダル男』では1年前に『ヒルナンデス!』のスタジオで撮影したシーンが登場する。この日は番組のエンディングでその際のメーキング映像が紹介され、内村監督について感想を求められた有吉弘行が「もう黒澤明ですよ」と答えれば、南原清隆は「溝口健二ですねホントに」と口にして内村を苦笑させる。一方で映画に登場しない陣内智則は「今見たらライセンスが出て僕が出てなかったけど。撮り直しませんか?」と内村監督に訴えるも「2013年という設定だから」と断られていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)