発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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こんな可愛らしい写真を撮影したのは、ダブリンから60kmほど南西に位置するアイルランド・キルデアの「Kildare Animal Foundation Wildlife Unit」という野生動物保護団体。ウサギとハトはいずれもまだ赤ちゃんで片時も離れないほど仲が良いそうだ。
最初に保護されて保育器に収容されたのはウサギであった。誕生直後で歩く姿も力なく、ヘソの緒すらついていることから誰もが助けるのは難しいと思ったという。ハトはその数日後、巣が地面に落ちているとの連絡を受けたもので、1羽だけがヒナになりたての状態で保護された。当然ながらこちらも保育器での飼育が必要となったが、団体にそれは1つしかない。ウサギとハトは小さな仕切りに隔てられて保育器を共有することになった。
静かな夜を過ごした翌朝、職員は保育器をのぞいて驚いた。ハトとウサギの赤ちゃんは仕切りを自分たちで壊し、ぴったりとくっついていたというのだ。ハトもウサギも多数のきょうだいとともに育つ生き物であるだけに、体を寄せ合うことでぬくもりを共有したかったのであろう。食事以外はいつも一緒という赤ちゃんたちは健康状態も良好とのこと。同団体は「彼らの微笑ましい姿にはとにかく癒されています。しかし、順調に育った後はやはり野生に戻す予定です」と英メディア『metro.co.uk』の取材に話している。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)