動物を飼っていると、思わぬアクシデントで病院に急行することがままある。その最たるものが、本来食べてはならないものの“誤飲”。米オレゴン州のある動物病院が、今年起きた珍しい事例に挙げたのは…!?
米オレゴン州ポートランドにある「ダブ・ルイス動物救急病院」から、驚くような“誤飲”事故の事例が報告されたことを『ctvnews.ca』が伝えている。飼い主および犬の名は伏せられたが、今年2月に3歳のグレート・デーン犬が運び込まれ、その胃からなんと44枚もの靴下を摘出したというのだ。
「食欲不振と嘔吐が数週間も続いている」と飼い主が説明したため、まずは胃のレントゲン検査を行ったというアシュリー・マギー獣医。画像から、何やらモヤモヤとした異物で胃が膨れ上がっていることを確認した。すぐさま摘出手術が行われ、出て来たのはなんと44枚のソックス。手術は2時間を要したが、犬はやっと体調を取り戻したそうだ。
「運び込まれてきた時、その犬の息からは人の足の臭いが漂っていました。信じられませんが、そんなものが好きな犬も中にはいるのです。飼い主さんは靴下の管理に気を付ける必要があり、それらを引き出しの一番上の段にしまうことにしたそうです」とマギー獣医は話している。
※ 画像はctvnews.caのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)