米ロサンゼルスに暮らすポメラニアンの“ジフ”君が、このほどギネス世界記録から“世界で最も二足歩行が達者な犬”として認定を受けた。後ろ脚だけで歩くことはもとより、前脚による逆立ち歩行まで上手というから驚きである。
米ビバリーヒルズに暮らす、4歳のポメラニアン犬“ジフ(Jiff)”君。この子は前脚、後ろ脚、いずれにおいても二足歩行が大の得意。このほど後ろ脚での10m走が6.56秒、前脚での5m走が7.76秒をマークし、ギネス世界記録に“世界で最も二足歩行が達者な犬”として認められた。
認定においては、ギネスブックの編集長 クレイグ・グレンディさんも「小さな愛玩犬がこのような記録を打ち立てるとは」と驚きを隠せなかったそうだ。ジフ君については、ギネス世界記録設立60周年記念号となる9月10日発売予定の『Guinness World Records 2015』への掲載が決まっており、当日は朝の情報番組『TODAY』にも生出演し、素晴らしい二足歩行を披露する予定だ。
こちらは27日、『Guinness World Records』が“Jiff – The fastest dog on two paws – Guinness World Records 2015”というタイトルで紹介したジフ君の姿である。しかし小型犬は概して脚が弱いと言われ、ポメラニアンも特に膝の関節が弱いとされるだけに、愛犬家や動物愛護団体の間からは、苦手なはずのほふく前進までやってのけるこのジフ君を心配する声も多くあがっている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)