米バージニア州の通勤ドライバーにとって要と呼ぶべき州間高速道路で、車線を隔てる白線がとんでもないことになっていたため、多数の車が走行に混乱をきたしてしまった。
東のワシントンD.C.に向かう車で交通が渋滞する25日朝、米バージニア州フェアファックス郡を走る州間高速道路66号線のセンタービル付近で、多くの車が車線を右往左往し、クラクションが鳴り響く危険な状態に陥ってしまったことが伝えられている。
いきなり前方に新たな細い車線が現れ、それらは波のように揺れ、折れ曲がっては途切れている。ドライバーらは当然ながらひどく困惑し、大きく減速せざるを得なかった。多数のクレームを受け、バージニア州交通局(Virginia Department of Transportation)はさっそく道路を閉鎖し、作業員らが夜を徹してこの車線の修復にあたり、火曜日午前4時前に再び道路の利用が可能になったことが告げられた。
原因について同交通局の広報担当者は、「センタービルでこの高速道路と交差している国道29号線(リー・ハイウェイ)の橋脚部分が修復工事を迎えるにあたり、一時的に車線を少しずらす必要があります。8月15日にそのための新しい白い帯が敷かれましたが、なぜそれがこのように波状になってしまったのか現在原因を調査中です」と説明。しかし利用者からは「やり方も作業も怠慢で粗悪。車の安全走行を第一に考えているのか」といった批判の声が噴出している。
※ 画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)