なんとセクシー、なんというご愛嬌。中国の果実販売業者が、思わず笑ってしまうような姿で桃を販売していることが分かった。
「ちょっと可愛いパンティーをはいています。セクシーな桃はいかがですか、美味しいですよーっ!」
中国江蘇省の南京市で果物の行商をしているYao Xiao Yangさん。今年は8月2日に開催された中国のいわゆる七夕のお祭り、『Qixi Festival』で桃にパンティーをはかせて売ってみたら大当たりしたという。
桃を見てその形を“あるモノと似ている”と感じるのはみな同じだが、そこにパンティーまではかせてしまうのは斬新。さっそく真似する者が現れたため、そのアイデアについて特許の申請を行ったというYangさんは、メディアの取材に「七夕ですからちょっとセクシーでロマンチックな気分に、なんて軽いジョークのつもりでやってみたんですよ。桃は美味しい上に、神様からせっかくユニークな形を授かったんです。存分に楽しもうではありませんか」と話している。
桃は江蘇省の無錫市で生産されたもので、そこはランジェリー製造工場をはじめアパレル生産で有名な土地柄。収穫してからパンティーをはかせるまで、ビジネスは実にスムーズに進んだそうだ。アジア人にしてはユーモラスで楽しいジョークだといった声があがっていることに、「ザクロは女性の乳のようだなんて話は古代の文学にも登場しています。保守的なことを言う人には目の敵にされていますが、アジアの人も今どきは西洋の人々と同じようにその手のジョークを楽しめると思います」などと話している。
お値段は一箱9個入りの場合で約8,000円と決して安くはない。しかし、オンラインショップ『Fruit Hunters』で24時間注文を受け付けてみたところ売り上げは上々。顧客の多くは若い女性で両親にこの桃を贈るケースもあるようだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)