米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】14歳家出少年、24時間営業の巨大スーパーに寝泊りするも気づかれず。(テキサス州)

米テキサス州のある町で、家出して数日間という少年が24時間営業の「ウォルマート」内に潜んでいるところを発見された。閉店というものがない巨大スーパーの監視・警備体制の甘さに対する疑問の声もあがっている。

このほど米テキサス州コルシカナにある「ウォルマート」で、家出してからまる4日という14歳の少年が警察官により補導された。店舗のあまりの大きさや来客の多さ、そして少年なりの悪知恵ゆえ、セキュリティスタッフが不審な少年を発見することは容易ではなかったという。

少年が発見された場所は、ベビーカーを展示しているコーナーに積み重ねられた段ボール箱の裏。自分なりの寝床をそこにこしらえ、監視カメラや店員の目を警戒し、日々何度も衣類コーナーで販売されている新しい服に着替え、空腹になれば食料品コーナーで万引き。こうした犯罪行為が確認されたことから、保護ではなく補導となった。少年の身柄は親戚が引き取りに来たそうだ。

少年がウォルマートを潜伏先として選んだ理由は、衣食住に欠かせないすべてが揃っているということ。また店舗は巨大で死角が多く、24時間営業であるため夜間閉店後に赤外線センサーが作動ということもなく、フロアがまっ暗になる恐怖感もない。今に始まった話ではないが全米各地の深夜営業あるいは24時間営業型の店舗について、非行少年がたむろし、犯罪の温床になっていることに人々は常に警戒感を抱いている。このたびの件も、24時間営業型の巨大店舗の警備の甘さや難しさが改めて露呈したと言わざるを得ないであろう。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)