アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】薬物逮捕の台湾俳優クー・チェンドンに、芸能界の友人ら「もう一度チャンスを」。

今月14日、中国・北京にて薬物使用の疑いで逮捕された柯震東(クー・チェンドン)。29日に14日間の拘留を経て、北京市内の拘置所から釈放された。釈放後初めてメディアのカメラの前に立ったクー・チェンドンは、「この先どんなに落ち込むことがあっても、二度と薬物に手は出さない。自分の過ちをきちんと見つめて、正していかなければならないと思っている」と声をつまらせた。

台湾出身のクー・チェンドンは、2011年に公開された映画『あの頃、君を追いかけた』で主演を務め、一躍脚光を浴びた若手俳優である。その後も映画やCMに多数出演し、仕事に関してはまさに順風満帆だったといえる。それなのになぜ、薬物に手を出してしまったのか。

記者会見の中でクー・チェンドンは、「今回の件に理由や原因はないし、言い訳はしない。ただ私が過ちを犯しただけ」とコメント。“友人にそそのかされたのでは?”というマスコミの問いに対して、「すべて自分で選択したこと。選択を誤った自分の責任」と即座に答えた。

逮捕時に一緒にいたとされる房祖名(ジェイシー・チャン)は、香港の俳優でジャッキー・チェンの息子だ。ジェイシーは頻繁にホームパーティを開くなど著名人との交流が深いため、今回の薬物騒動ではジェイシー宅に頻繁に出入りしていた複数の著名人にも捜査の目が向けられた。

しかし、一度薬物使用が報じられれば猛バッシングは避けられない日本に比べ、台湾のファンは比較的寛大なようだ。クー・チェンドンのフェイスブックページには、ファンからの少しでも早い復帰を願う応援メッセージが寄せられているほか、芸能界の友人らもメディアを通して「もう一度チャンスを」と訴えている。

※ 画像はnownews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)