服を万引きし、それを着て自慢げにポーズを決めた写真をSNSに投稿した女が逮捕された。ブティックのオーナーが “きっとココに現れる”として注視していたのはSNSサイト。片っ端から検索し、その女を探すことに執念を燃やしていたのだ。
イリノイ州ジャクソン郡で逮捕されたのは、カラフルなヒョウ柄のワンピースで友人とともにポーズをとっている右側の女(画像はmetro.co.ukのスクリーンショット)。間もなく赤ちゃんが生まれるダニエル・サクストン(27)という女であり、地元の「Mortie’s Boutique」でそのワンピースを万引きした容疑である。
店のオーナーであるカート・ウィリアムズさんは、監視カメラが捉えていた逃げるようにして店を出るブロンドヘアの女の行方を、SNSを片っ端から検索するという自分なりの方法で探していた。そこで見つけたまさに「ビンゴ!」なFacebookのあるページ。喉から手が出るほど欲しかったモノ、たとえば車や服、アクセサリーなどを手に入れると、仲間につい自慢してみたいのが人の心情というもの。犯人は絶対にその服でポーズをとった写真をSNSに投稿すると踏んでいたのだ。
事件が起きたウェスト・フランクフォートは、人口が1万人にも満たない非常にこじんまりとした平和な町。このような万引き事件を起こしたとあって、サクストン容疑者については「ご家族も気の毒に」との声が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)