米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】W杯開催目前。NIKE創始者が“ナイクかナイキか”問題にけじめ。「ナイキィです」

世界的なスポーツブランドのNIKE社が、長年にわたり多々悩まされてきた「どう発音することが正しいのか」という疑問の声。創始者がやっとこれに回答を出した。“ナイキィ”で統一してほしいそうだ。

その名をギリシャ神話の勝利の女神“Nike(ニケ)”にちなんだという、スポーツブランドのNIKE。1964年の誕生当初から「なぜナイクではなくナイキと発音するんだ」、「わが国ではニケと読む人々が多い」とその発音をめぐっては世界各国で喧々囂々が続いていた。

FIFAワールドカップ・ブラジル大会の開幕を目前に控え、NIKE社としても、できればすべての人々が正しい発音でこのブランドを愛してくれればそれに越したことはないと感じているはずだ。このほどイギリス人からある手紙が届いたことをきっかけに、NIKEの創始者で筆頭株主でもあるフィリップ・ナイト氏が、世界の人々の長年の疑問に答えを出した。この写真は英メディア『dailymail.co.uk』にて公開されたもので、差出人はcargocollective.com/benandkenのKendal&Benさん。2人はナイト氏に「発音はNi-ke(ナイク)なのかNi-key(ナイキィ)なのか、正しいほうを丸で囲み、返信用封筒で送り返して下さい」と依頼していた。返事が届くまでに数週間かかったが、丸で囲まれたのはごらんの通り“Ni-key”であった。

世界のトップブランドでありながら人々の発音はまちまちというこの問題、英語圏では有名なベルギーのチョコレートブランドGODIVAは“ゴダイヴァ”と発音され、スウェーデンの家具販売店IKEAは“アイキア”で通っている。すべては日本のように“ナイキ”という親切なカタカナ表記がされないために起きるもの、どこの国の人がどう発音しようとも、それを笑ったり否定したりするわけにはいかないのである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)