テキサス州ダラスでこのほど、ニューヨーク市警の野球チームが車上荒らしの被害に遭い、ユニフォームほか多数の野球道具を盗まれた。もちろん試合どころではなくなり、現地では「被害届」の記入に追われたという。

普段、市民や旅行客に対して「置引など盗難事件が相次いでいます。皆さん、身の回り品の管理には十分にご注意ください」と呼び掛ける側である警察官が、こともあろうに盗難の被害に遭ってしまった。“NYPD”の略称で知られるニューヨーク市警の野球チームが、試合遠征先でユニフォームその他をごっそりと盗まれてしまったのである。

大変なイケメン・マッチョぞろいとしても有名なニューヨーク市警の野球チーム。『nyfinestbaseball.com』が伝えているところによれば、彼らはある選手権をかけダラス消防局（Dallas Fire Department）のチームと対戦するため、2日よりテキサス州ダラス入りしたが、夜に彼らの乗ってきたバンが車上荒しに遭い、ユニフォーム、グローブ、バットなどをごっそりと盗まれてしまったという。3日午前中はダラス警察署に提出する「被害届け」の記入にかなりの時間を取られ、用具類もないことから試合日程を延期するか棄権するかの検討がなされているという。

被害総額は日本円にして153万円ほど。貴重な品々を車内に残したまま車を離れた自分たちの甘さを反省し、車上荒しの巧妙な手口を学ぶよい機会とするか、それとも警察の面目にかけ、あくまでも犯人検挙にこだわるか…!?

※画像はnyfinestbaseball.comのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）