アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】新種の魚!? 小さな貝から飛び出す赤い魚が見つかる。(南ア)

南アフリカのケープタウン近郊のビーチに休暇で訪れた女性が波打ち際で奇妙な物体を発見した。「本当なのよ」というコメントともにFacebookに載せられた写真は、今までに見たことがない生物らしきものだった。

写真に写っているのは、鋭い歯を持った魚の頭部が小さい貝から飛び出しているもの。魚はすでに死んでおり乾燥しているが、7センチほどある頭部が4センチほどの貝から出ている様子は常識の範囲を超えた生物に見える。

アフリカーンスの新聞『Die Burger』が、さっそく真偽を確かめるためにこの写真を専門家に見せた。南アフリカ水圏生物多様性研究所(SAIAB)は、ビーチで見つけたからといって魚とは限らない、また写真に魚のヒレが見えないことから魚と断定するには至らないとコメントした。

突然変異による新種の可能性もあるが、頭部、あごが体の比率に比べて大きいことから「ムール貝に食べられたフグ」のような何種かの生物が組み合わさっている可能性もあるという。またケープタウン大学の生物化学の教授は南アフリカに生息するウバウオ科の魚または南アフリカとナミビアに生息しているロックサッカーという魚の死骸を貝が食べたという可能性もあるとしている。どちらの魚も体長30センチで大きな歯を持っており、問題の写真の魚によく似ている。

専門家らは、これを解明したいのであれば遺伝子分析をするべきだとしている。

※ 画像はLeandra VisserさんのFacebookのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)