一体誰がこのような残虐な行為を働いたのであろうか。米ニューヨーク州のある町でこのほど、むごたらしい姿で死んでいる猫が30匹ほど確認され、人々を震撼させている。
このほどニューヨーク市のすぐ北に位置するニューヨーク州ヨンカーズで、何者かが虐待死させたとみられる猫の死骸が30ほど発見された。ある猫は紐で縛られ木に吊るされていたが、多くの猫が黒のビニール袋につめられて木に吊るされていた。犯人の神経は尋常ではないとして人々に強い衝撃を与えている。
現場は鉄道の駅に近いホームレスがうろつくような土地で、町の清掃にあたっていた職員が、木から多数の黒いビニール袋が吊るされている異様な光景とわずかな腐敗臭に気づき、近寄って確認したところいずれも猫の死骸であった。ビニール袋が裂け、野生動物が食い散らかして行ったとみられるものもあり、目を覆いたくなるような状況であったという。
警察および動物虐待防止協会の職員が現場に呼ばれ調査を進めているが、同協会のアーニー・ランガロー氏は、「殺されてからの経過日数にはバラつきがあるようです。すべての猫を解剖して死因を特定し、腐敗臭が少なかったことについても理由をつきとめたいと思います。野生か飼い猫かを判断し、所有者が分かれば連絡する予定です」などと説明。猫を殺し吊るす行為は儀式的なものといった見方も存在するが、警察は慎重な捜査を進めるもようだ。
※画像はcomplex.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)