スマホにダウンロードしたアプリに「何でもお任せあれ」のこの時代、ついに男女産み分けの手助けをするアプリが米国に登場した。女の子の誕生を切望する人々の間でジワジワと話題が広がっているもようだ。
「男女産み分け」のコツは、カップルがそれぞれの食生活にある傾向を持たせることだと言われて久しいが、食べ物を目の前にしてその栄養バランス学に合っているかを調べるのは厄介でもある。そのような中、米国では「女の子が欲しい人必見!」なる産み分けアプリ『StorkDiet/Girl』が誕生し、話題を呼んでいる。簡単な入力や選択操作で自分の摂ろうとしている食事の栄養素を確かめ、女の赤ちゃんを宿すチャンスを強化させようというものだ。
これを開発したのは、ソフトウェア開発者であるアラン・ハナッシュ氏。“初めてママになった女性740名について妊娠前の食生活を細かく調査した結果、ナトリウムやカルシウムを摂取し、カロリーの摂取量が少ない女性ほど女の赤ちゃんを宿す傾向が高いことが分かった”という、英エクセター大学及びオックスフォード大学が発表した研究論文に基づいて制作されたそうだ。
アプリに登録してある食品や調理メニューは8,400以上だが、9週間分のおすすめメニューを学ぶこともできるという。また最終月経や周期などを入力することで妊娠しやすい日が分かる、いわゆる“タイミング法”のプログラムも提供している。気になるのはやはりその成功率だが、ハナッシュ氏は自身のウェブサイトで「81%です」と自信満々。アメリカでは、辛い不妊治療に挑んでいるカップルの多くが、「1人授かるのであれば女の子がいい」と望んでいるというのだ。なお作為的なことをせずとも、世界的に男児が出生する割合はここ40年で徐々に減少している。
※ 画像はappshopper.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)