米ノースカロライナ州のスーパーマーケットの店舗で先月、30代の男が1人の女性の足の指を無理やりしゃぶるという事件が起き、このほどその裁判が行われた。ガードマンや私服警官も多数歩き回っている店内で、なぜそのような行為が行われたのであろうか。
ノースカロライナ州リンカーントンで先月、米最大スーパーマーケットチェーン「ウォルマート」のとある店舗で、31歳のアフリカン系の男が女性の足の指をしゃぶるという痴漢行為により逮捕された。男の名はマイケル・アンソニー・ブラウン。ブラウンは「ウォルマート」のシューズ売り場で1人の女性に目をつけると、彼女に近づいて「僕は足の病気を勉強している医学生。君が色々な靴を履いてみる様子をちょっと観察させてもらえないだろうか」と声をかけた。恥ずかしそうにしながらも協力してくれたその女性。するとブラウンはいきなり彼女の足をつかんで自分の口元に運び、足の指にしゃぶりついたという。
激怒したその女性に、ブラウンは「悪かった。あなたが食品売り場で買い物をした分を負担させて下さい」とその痴漢行為をお金で解決したいと申し出たが、彼女の答えは「ノー」。ブラウンは自宅に戻ったところで逮捕された。その裁判が今月10日に開かれ、ブラウンには60日の懲役刑が言い渡されたが、留置場ですでに過ごした3週間分がそこから引かれるため1か月ちょっとで出所する予定。町の靴屋さんは警戒感を高めているもようだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)