南アフリカにて『ダッハ(dagga)』と呼ばれるマリファナは現在、同国では違法となっている。ヨハネスブルグで南アフリカのダッハ禁止法を合法化するために活動しているNPO団体『Green Fields For All』が、4月20日にチャリティパーティを開催した。
チャリティパーティが行われた4月20日は、北米ではマリファナを祝う日とされている。NPO団体『Green Fields For All』の代表は、“ダッハカップル”として知られているジュリアン・ストブさんとマートル・クラークさん。カップルは「南アフリカでも年齢や人種、喫煙の有無を超えて議論をする時が来た。この国では昔から楽しむためだけでなく、医学的にも大麻を使用する文化がある。国民の半数以上はダッハを吸っている」と語る。20日、ヨハネスブルグで朝11時から夜10時まで2回目となるチャリティを開催した。
昨年は3000人以上がこのチャリティに参加、今年は3600人以上が集まったと言われている。入場料は50ランド(約480円)で当日はレストラン、バーなどが立ち並び、DJやアーティストらが会場を盛り上げた。このチャリティパーティで集まったお金は、“ダッハカップル”の活動資金にあてられる。
なお、ジュリアン・ストブさん(画像右)はダッハ喫煙歴30年、カップルは2010年8月に115グラムのダッハを所持していたとして逮捕されたこともある。
ちなみにこのチャリティパーティは、5月3日にケープタウンでも行われる。
※ 画像はenca.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)