このほど米メイン州で、腹部に拳銃のタトゥーを彫っていたある男性が逮捕された。身柄はほどなく釈放となったが、彼を逮捕した警察官は「あまり紛らわしいことをするなよ」と苦笑している。

米メイン州ノリッジウォックで、「Lucas Tree Experts」という会社に所属して木材の伐採にあたっているマイケル・スミスさんという男性が、銃を不法所持していた疑いで逮捕された。電力会社での仕事を請け負った際に上半身裸になったことが一度あり、仕事仲間が警察に「スミスはウエストに銃を隠し持っている」と密告したためだ。

武装した多数の警察官がその自宅を取り囲む中での緊張の大捕り物となったが、逮捕してみてビックリした。この画像はメイン州のメディア『Morning Sentinel』紙が報じた記事のスクリーンショット。サマーセット郡の保安当局が撮影したものだが、スミスさんの腹部にはほぼ実物大の黒い拳銃のタトゥーが彫られており、微妙に傾けられた角度とその位置はズボンのウエストに拳銃を隠し持っている風に見える。スミスさんが「このタトゥーのせいでトラブルになったことは一度もない」と語っている一方で、保安当局は「この紛らわしさでは、きっとまた通報されて捕まるだろう」と予想している。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）