オハイオ州で昨年11月、夫の浮気現場をとらえた写真を人々にバラ巻いた妻が逮捕され、このほど起訴された。一旦人々の目に焼き付いたものはなかなか離れない。「妻を怒らせるとこうもコワイのか」と改めて話題を呼んでいる。
オハイオ州南部のミドルタウンで昨年11月、有名スーパーマーケット『ウォルマート』のある店舗の家電コーナーにて、中年男女のエッチ写真をせっせと人々に配って歩いた女が逮捕された。女はビバリー・ロルストン(45)。このマグショットは英『デイリー・メール』電子版が紹介した記事のスクリーンショットである。8歳年下の夫ロバートさんの浮気に激怒し、恥をかかせてやろうとその浮気現場を盗撮した複数のエッチ写真をプリントし、世間の笑いものにしてやったのだ。
特に人目を引いたのは、女性が大胆に胸をさらし、あられもない格好でオーラルセックスに夢中になっている写真。彼女はかつてはビバリーと友人で、なんとその店舗に勤務する女性従業員のエイミー・クレイナーさんであった。写真に添えられていたキャプションは、“Number One Dick Sucker. Hide Your Husbands (口でさせたらナンバーワン! あなたの旦那様もこの女にそそのかされないよう気をつけて)”というもので、店の人々はもうビックリである。
最初は「治安紊乱行為(ちあんびんらんこうい)」にあたるとして起訴されたビバリーであったが、彼女への同情からか大陪審は「起訴は不当」と決定。しかしこの写真の配布は浮気を知ったビバリーの長年の復讐計画であり、ロバートさんとエイミーさんが社会的に失ってしまったものは非常に多いとして、検察側は高等裁判所への上訴をこのほど決めた。いずれこの妻に罰が下ることはあるにせよ、浮気がバレた時に伴侶はどれほど怒り狂い、どのような行動に出るか。よくよく考えてからにしなければ、とんでもないことになるという典型例であろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)