元モデルで、TVタレントとして広く活躍していたシャーロット・ドーソンさんが現地の22日、自宅のあるアパートで遺体となって発見された。長くうつ病と闘っていたことが分かっており、警察は事件性がないとしている。
ニュージーランドの出身で16歳からオーストラリアに進出し、トップモデルとして数多くの表紙を飾り、現在はTVパーソナリティとして不動の人気を誇っていたシャーロット・ドーソンさん。彼女がオーストラリアの22日、ニューサウスウェールズ州シドニーの自宅で遺体となって発見された。不審な点は見あたらないとして地元警察は自殺とみているが、まだ47歳の早すぎる死にファンや家族の悲しみは深い。
トップモデルであったドーソンさんは近年TVパーソナリティとして活躍していたが、リアリティ番組への出演が多く、ボクサーにスポットライトを当てた『The Contender Australia』ではホストを務め、モデルへの登竜門として人気を博している『Australia’s Next Top Model』で審査員を務めたこともある。ドーソンさんをよく知る人々は彼女について、「突拍子もないことをしたり、遠慮なくものを言うところがある一方で、非常に繊細な一面を持ち合わせている」などと表現していた。
事実、ドーソンさんはTwitterにおける誹謗中傷が原因でうつ病を発症し、2012年には自殺未遂を図っている。しかしそれを経て現在では、インターネット上のいじめを追放する運動に参加していた。リアリティ番組で彼女と関わってきた放送局の「Foxtel」、ニュージーランドのジョン・キー首相、豪ファッションデザイナーのアレックス・ペリー、その他本当に多くの人々がドーソンさんへの敬意を込め、その早すぎる死に哀悼の意を示している。
※ 画像はnews.com.auのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)