米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】隣家の大型犬2頭に女性が噛み殺される。再三の注意にも放し飼い。(オハイオ州)

リーシュ(リード)を解かれた放し飼いの大型犬により、またしても一般市民が犠牲となった。全裸の変わり果てた姿で亡くなったのは57歳の女性。攻撃したのはなんと、再三にわたり注意をしてきた隣家の獰猛な犬であった。

オハイオ州デイトンのブルース・アベニューという町で7日朝8時すぎ、57歳のクロンダ・リーシェイさんという女性が、玄関先で大型犬に襲われて亡くなった。「2頭の犬が女性を攻撃している」との通報を受けてデイトン警察署の署員が現場に向かったが、クロンダさんの衣服はビリビリに裂かれ、全裸に等しい状態で体には無数の傷。警察官はその場で2頭の犬を撃ち殺したが、クロンダさんも間もなく死亡が確認された。遺体については現在モンゴメリー郡検視当局が死因の特定を急いでいる。

犬はマスティフ(Mastiff)を掛け合わせた大型犬で2頭ともオス。隣の家のペット犬であり、重過失致死罪にあたるとして警察は飼い主のアンドリュー・ネイソン(28)とジュリー・カスター(23)を逮捕し、デイトン署に連行した。マスティフは力強い筋肉質の大きな体が特徴で、闘犬の血が流れているためにひとつ間違えば大きな事故を起こしかねない犬種。クロンダさんは隣家に対し、「放し飼いにせず安全に犬を飼うように」と度々注意していたが、ネイソンとカスターは全くそれに応じなかったという。

地元メディアの『Dayton Daily News』が伝えているところによれば、クロンダさんは明るい人柄で勤めている児童相談所での評判も極めてよく、自宅ではネコを多数飼うなど大変な動物好きで通っていた。「クロンダさんは素晴らしい人物でしたから、あまりにもショックです」と人々は彼女の無念の死を深く悼んでいる。相変わらず無くならない放し飼いの犬が一般市民を攻撃するという事件。飼い主は「おとなしく従順で賢い犬だった。あちらが何か刺激したのだろう」などと釈明するものだが、それが通用する世の中ではない。

※ 画像はabc22now.comのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)